元AV女優が語る給料と募集求人の探し方・応募時の流れと悪質業者に騙されない方法

と悩んでいる女の子は多いですよね。

そこで元AV女優の私が、AV女優のギャラや求人の探し方、AV求人の虚偽表示について解説していきます。

ほとんどのAVプロダクションが健全に運営されていますが、稀に悪質なプロダクションが存在するのは事実です

悪質な求人に騙されないために、この記事を読んでAV求人の探し方とプロダクションを選ぶときのポイントを知ってくださいね。

AV女優の報酬をレベル別に解説

AV女優には単体女優、企画単体女優、企画女優の3種類があり、それぞれで報酬は異なります。

単体女優は1本あたりが高額ですが、AVのPRイベントの参加、動画撮影日とパッケージ撮影日があったりと、AV1本あたりの仕事は1日で終わりません。

一方で企画単体女優や企画女優は、1日あたりの金額です。それではAV女優の報酬について、レベル別に詳しく見ていきましょう。

単体女優の報酬

またメーカーと専属契約をしているため、他のAVに出演することができません。

そのためAV女優の仕事で契約金以上に稼ぐことはできないですが、人気や売り上げによってその後の契約金はどんどん上がっていきます。

企画単体女優の報酬

また撮影時の絡みの回数や拘束時間、撮影内容、知名度によって料金は異なります。

メーカーに関係なく何本ものAVに出演できるため、単体女優よりも稼ぐことが可能です。

企画女優の報酬

企画単体女優と同じように絡みの回数や拘束時間、撮影内容によって報酬が決まり、メーカーに関わらず出演可能なので、出演本数が増えるとその分稼げます。

企画女優として人気が出れば、企画単体女優になり報酬を上げられるでしょう。

AVプロダクションの求人の探し方は４種類

AV女優になりたい人の中で、すでに入りたいプロダクションが決定している場合は、そのプロダクションに直接問い合わせてみましょう。

まだ入りたいプロダクションが決まっていない人は、次の4つの方法で探してみてくださいね。

ネットで検索する

憧れのAV女優が所属している、地方にも事務所があるなどを基準に探すと良いでしょう。

高収入求人サイトに掲載されているAVプロダクションの求人も参考にするのも良いですよ！

ネットでAVプロダクションを探すときのポイントは後ほど解説します。

プロダクションのマネージャーは「○○ちゃんはスカウトだっけ？自分で入ってきたのだっけ？」と聞いてくるほど、細かく所属の経緯まで把握していません。

どの経緯でプロダクションに所属しても、可愛い女の子やエロい女の子が優遇されて人気女優になっていくでしょう。

最近は自ら応募して人気AV女優になる女の子がたくさんいます。気になるプロダクションがあれば、自分から応募してくださいね。

スカウトに紹介してもらう

AVプロダクションに所属する方法の1つにスカウトに紹介してもらう方法もあります。

一方でスカウトマンの中には、特定のプロダクションと強く繋がっており、数ある中からあなたに合っているところを紹介するわけではなく、1つのプロダクションしか勧めてこない場合もあります。

元AV女優の私がAVプロダクションに所属しているときにも、他のスカウトマンから「今より報酬よくなるから！」と紹介されたことがありました。

しかし話を聞いていると、既に所属しているプロダクションと全く一緒です。

スカウトマンにAVプロダクションを紹介してもらうときは、いくつかのAVプロダクションを比較して、女の子に検討させてくれる信頼できる人を選びましょう。

すでに所属している友達からの紹介

既に友達が所属しているならネットには掲載されていないリアルなプロダクション事情やAVの仕事事情を聞けるはずです。

また友達がいるので安心して働けますよね。友達からプロダクション情報を聞き、納得できるなら紹介してもらうと良いでしょう。

在籍している風俗店からプロダクションに所属する

既に風俗店で働いている女の子なら、風俗店からプロダクションへ所属する場合があります。

AV女優は風俗店で働くことが、基本的に禁止されています。

しかし、AV女優所属の風俗店をネット上でよく見かけますよね。これはプロダクションと風俗店が繋がっていることから、AV女優名で風俗嬢として働けるのです。

もし現在風俗嬢として働いていてAV女優の仕事が気になっている女の子が、AV女優所属のお店で働いているなら、風俗店スタッフにAV女優になりたいことを相談してみましょう。

そうすればすぐにプロダクションのマネージャーに繋いでくれるはずです。

有名なお店としては東京にある虎の穴が該当します（以下は男性向けの記事ですので一応ご注意下さい）。

AVプロダクションの募集の流れ

所属したいプロダクションが決まったら問い合わせをして、面接日時を決定しましょう。

私が面接を受けるときは、プロダクション関係者からあらかじめ話を聞いてプロダクションに所属することが半分決定している状態だったので、日程を決めてプロダクションの事務所へ直接行きました。

しかし一般的にはプロダクションに応募したあとは、カフェでAV女優の仕事内容や報酬について、また仕事の日の流れなどを丁寧に説明してもらいます。

プロダクションの人に、

など、AV女優の仕事で疑問や不安に思っていることは全て聞いてみましょう。健全なAVプロダクションなら言葉を濁さず、全てきっちりと答えてくれます。

一通りの説明を聞いて双方に合意を得られたら、次は事務所にて面接です。

AVプロダクションの事務所にて面接

プロダクションへ面接に行くと面接シートの記入をお願いされます。

面接シートの内容はどんなキャラでAV女優として売り出すかを決めるポイントにもなるので、かなり細かく聞かれます。

このようなプロフィールやこれまでの経歴について詳しく記入します。

スリーサイズは後からボディーチェックで実際に計測されるので、空欄のままで大丈夫です。

次にAV女優として働いていく上で大切なセックスに関する項目も記入しましょう。

初めて上記のような質問をされると恥ずかしいかもしれませんが、できるだけ詳しく記入することでAV女優として売り出すときのポイントになります。

メーカー面接のときにも同じようなことを聞かれるので、AV女優になるなら自分のセックスについて話せるようにしておくと良いでしょう。

またNG項目についても聞かれます。AV女優としてNGなプレイをきちんと伝えないと、本格的なSMやスカトロなどハードなプレイをすることになってしまうので、できないことは必ず伝えてください。

NGプレイが少ないほど仕事の依頼が増える可能性が高いですが、嫌なプレイはNGと伝えないとあなたが傷ついてしまうだけです。

自分で「ここまでならできる！」という範囲を設定して、プロダクションの面接だけでなくAVメーカーでの面接でも伝えてくださいね。

私はアナルや異物挿入、浣腸、クスコ、拘束、拷問、ハードなSM、スカトロをNGにしていました。

NGにするか迷う場合は、一旦NGにしてその後の仕事量によってNG項目を減らしていく働き方も可能です。

口頭面接で面接シート内容のすり合わせ

次は面接シートの内容に沿って、口頭で面接をしていきます。

AV女優として最も大事なセックスに関する質問を中心に口頭面接は進んでいきます。

主にこのような内容を聞かれます。

エピソードがおもしろいことやアブノーマルな体験、変わった場所でのセックス経験はAV女優として売り出すときの付加価値になります。

セックスが好きでエロい女性ほどAV関係者からは好かれるでしょう。

また睡眠薬を飲んでいる場合は、薬のせいで寝坊してしまうことも少なくありません。

そうするとメーカーからも仕事をもらえなくなってしまうので、プロダクションとしても採用するメリットがないのです。

ボディーチェックと撮影

次はボディーチェックを行います。バストやお尻の大きさやくびれ、タトゥーや傷について見ていきます。

またスタイルの良さも求められますが、AVではモデルのような体系が良いとは限りません。

AVの視聴者にはぽっちゃりが好きな人や巨乳・貧乳が好きな人、モデル体型が好きな人など、いろんな体型に需要はあります。

そのため全体的なバランスを見て、キレイなら大丈夫です。

ただし顔が可愛くても肌が汚い場合やデブであるなど、視聴者から全然需要がないスタイルの女の子は採用が難しいでしょう。

ボディーチェックが終わったら、服や下着、裸で写真や動画を撮影します。これで採用が決定すれば、実際にAV女優として働く準備を進めていきます。

採用後、宣材写真の撮影をする

AVプロダクションに採用されたら、宣材写真の撮影をします。

大きなプロダクションの場合、自社でヘアメイクやカメラマンを雇い、スタジオも完備しているので面接当日に行うこともあります。

自社でスタジオを完備していないプロダクションの場合は、AV業界御用達のサロンでヘアメイクや撮影を行います。

都内にある某サロンに行くと、ヘアメイクをしに来ている女の子は全員AV女優です。

ヘアサロンの奥には撮影部屋があり、ヘアメイクが完成すると、そこで下着や裸になり撮影が行われます。

AV女優の写真を撮り慣れている人なので、撮影自体はすぐに終わります。

宣材写真だけでなく、メーカー面接や撮影前にヘアメイクをしに来ている女の子もいるため、いつもAV女優でいっぱいです。

こうして自社やサロンでAV女優のヘアメイクをして宣材写真を撮ったら、いよいよメーカー面接です。

メーカー面接に行く前に性病検査で性病がないことを確認してくださいね。

事前にマネージャーがメーカーに宣材写真を送っています。そして面接の予約が取れたところから、AV女優の営業をして仕事を獲得していきましょう。

AVプロダクションを選ぶときに確認するポイント

小さいところから大手事務所まで含めると数多くのAVプロダクションが存在しており、知識のない女の子が自分で選ぶと悪徳で嫌なことを強要されたり、仕事が全然ない状況になりかねません。

そこでAVプロダクションを選ぶ際に、最低限これから紹介する項目を満たしている事務所を選びましょう。

会社概要がきちんと書かれている

ほとんどのAVプロダクションが会社としてきちんと機能しており健全に運営されていますが、中には小人数で事務所の実態がない場合もあります。

きちんと会社情報が開示されているプロダクションを選びましょう。

有名女優が所属していて知名度がある

有名女優が所属していて、知名度がある方が会社としてきちんとしています。

私は大手プロダクションと小さなプロダクションに所属したことがありますが、やはり大手の方がマネージャーの数が多く、サポート体制が整っています。

また老舗のAVプロダクションならマネージャーや会社のコネで仕事を取ってきてくれるので、AV女優が営業をしに行かなくても仕事を得られるケースが多々あります。

所属女優が多すぎて仕事が回ってこない可能性もありますが、ある程度知名度のあるプロダクションの方が安心して働けるでしょう。

問い合わせしたときの対応が良い

気になるAVプロダクションが見つかったら問い合わせてみましょう。

そのときの対応の良さで面接に行くかどうかを決めてください。問い合わせの段階で対応が良い事務所は、所属してからの対応も良く働きやすい傾向です。

一方で問い合わせの段階から対応が悪く、返事も遅い会社は、所属後も不満が尽きないと考えられます。

まずは問い合わせの対応の良さでいくつかのプロダクションを比較・検討するのも、事務所を決定する方法のひとつです。

以上でAVプロダクションを選ぶ際の判断材料になるものがわかりました。

プロダクションは実際に在籍してみないとわからない部分が多いですが、上記の3点には最低限気を付けて、可能ならスカウトマンの意見を参考にするなどをすれば、あなたに合ったプロダクションが見つかるでしょう。

AVプロダクションの求人の虚偽情報

AVプロダクションの中には、誇大広告で女の子を集めている悪質な求人情報が存在します。

1回の撮影で200万円以上

元芸能人や元アイドルなどの肩書きがあれば、1回の撮影で200万円以上稼げますが、無名のAV女優は1回の撮影で200万円以上稼げる事はありません。

単体女優になれても1本あたり60〜150万円、企画女優なら1本あたり3〜15万円の厳しい世界です。もちろん他の仕事よりかは稼げてお姫様扱いをされるので、AV女優の仕事が好きな女の子はたくさんいますが、このような誇大表示に騙されないでくださいね。

美容外科代金全額負担

プロダクションと提携して割引価格で施術可能な場合でも、美容外科の初回割引価格の方が安いこともあります。

美容外科とプロダクションが提携しているということは、女の子を美容外科に紹介したときのマージンがプロダクションへ渡されています。美容外科代金を負担してくれることは、ほとんどないと考えて良いでしょう。

契約金・支度金を支給

最近はAV女優志願者が多く、可愛い女の子がどんどんAV業界に流れてくる時代です。

よっぽど可愛い女の子でない限り、AVプロダクションに所属してほしいと支度金を用意してまで懇願されることはありません。

またAV女優になるのに特にお金はかかりません。性病検査費用やヘアメイク費用などはすべてプロダクション側が用意してくれるので、たとえお金がなくてもAV女優を始められます。

他のプロダクションよりも高額報酬

最初の方で述べたとおり、単体女優なら60万円以上、企画単体女優なら15〜50万円、企画女優なら3〜15万円が相場です。

これ以上の金額をもらえるという誇大表示を鵜呑みにしてプロダクションに所属すると後からトラブルの元になりかねません。

「他のプロダクションよりも報酬を高くします」と書かれたような求人を選ばないようにしましょう。

100％採用

もし100％採用のプロダクションに所属できたとしても、所属する女の子の人数が多すぎて仕事が回ってこない可能性も考えられます。AV女優の仕事は完全出来高制なので依頼が来なければ、1円にもなりません。

また採用された後に仕事がなくて移籍しようとしたら、違約金を請求されることもあります。したがってプロダクションを選ぶときは100％採用と書かれていない、女の子ひとりひとりを大切にする事務所を選びましょう。

以上でAV求人の虚偽表示についてわかりました。

ネット上に掲載されているAVの求人情報は全てが正しい情報とは限りません。そのため女の子自身が騙されないように、AVプロダクションの求人の真実を知ることが大切です。

まとめ

AV女優は単体女優、企画単体女優、企画女優のレベル別で報酬が全然違います。

これは女の子の顔出し可能な範囲や容姿、エロさによってなれるAV女優の種類が異なるのです。また所属するプロダクションによっても、女の子の売り出し方が異なってくるでしょう。

AVプロダクションはすべて把握しきれないほどたくさんありますが、その中でもあなたに合っていてきちんとしている会社を選ぶことが大切です。

会社としてしっかり機能しているAVプロダクションになれば、自分ができる範囲の仕事だけでよく、AV女優をやめるときもすんなり対応してもらえます。

これからAVプロダクションを探す人は、今回紹介した内容に気を付けてくださいね。