「AV女優の仕事ってどんなことをするんだろう?私にもできるかな?」と思っている女の子はいますよね。
最近はAV女優に憧れる女の子が増えてきているので、どんな仕事なのか気になっている人が多いでしょう。
AV女優の仕事はただ単にカメラの前でセックスをするだけではありません。
動画撮影の前には性病検査やメーカーへの営業をしなければ、仕事を獲得できないのです。
また撮影現場でも、円滑に撮影が進むように気を配ることも大切です。
そこで企画単体女優や企画女優として活動していた元AV女優の私が、仕事内容や撮影当日の流れについて解説していきます。
AV女優の仕事が気になっている女の子は、実際に働く前に仕事内容をチェックしましょう。
この記事の内容
AVのプロダクションに所属したらまずは性病検査
AV女優の仕事を始めるには、性病検査の検査表が必須です。性病でないことが確認できないと仕事ができません。
これは男優にも言えることで、AV業界では性病検査が徹底して行われています。
- B型肝炎
- 梅毒
- HIV(エイズ)
- 淋病
- 咽頭淋病
- クラミジア
- 咽頭クラミジア
病院に行き、上記の7項目の検査を受けなければいけません。
新宿東口にある新宿クリニックはAV業界人御用達の病院で、最短1日で検査結果を受け取れます。
私はプロダクションに所属が決まってから後日、マネージャーに連れて行ってもらいました。
性病検査の結果はネットで見られて、後からマネージャーが印刷してくれるので自分で所有する必要はありません。
性病検査が完了したらメーカーに営業に行き、AV女優の仕事をもらいましょう。
メーカー面接でAV女優として営業する
メーカー面接とはマネージャーと女の子でAVメーカーをまわり、AV監督に「このようなプレイでAVに出演できるので、仕事をください」と営業をしてまわることです。
1日に2〜3件のメーカーに行きます。
プロダクションによってはメーカー面接に行くために、美容サロンでメイクとヘアスタイルをセットすることもあります。AV監督から仕事をもらわないといけないので、メーカー面接には男ウケする可愛い格好で行きましょう。
AVメーカーに到着すると面接シートの記入をお願いされます。
AV女優としての履歴書のようなものです。
名前やプロダクション名、生年月日、趣味、特技などを記入します。
ここに書いたプロフィール内容をテーマにして、AV監督があらすじを作ることもあるので嘘は書かないようにしましょう。
私はこれといった趣味がなかったのですが、過去に少しダンスをやっていたので趣味の欄に書いていたら、AV撮影の台本に1人でダンスをするシーンが組み込まれており困ったことがありました。
実際はそんなに踊れません。それ以来、趣味の欄にダンスと書くのをやめました。
プロフィールを適当に埋めると痛い目を見ることになってしまうので、気を付けてくださいね。
面接シートの記入が終わったら、応接室や会議室でAVメーカーのスタッフや監督とプロダクションのマネージャー、女の子で打ち合わせのような形で話します。
女の子の基本的な情報はマネージャーから伝えてくれるはずです。あとは談笑のような形でざっくばらんにメーカー面接をしていくので、リラックスして進めてくださいね。
パブの公開範囲を設定する
パブの公開範囲
コンビニの成人雑誌やスポーツ新聞、テレビなどAV女優の公開範囲を設定すること
単体女優として有名になりたいのなら、どの媒体にも公開可能としてパブ全開にした方が良いでしょう。
プロダクションに所属するときにパブ設定についてマネージャーと話し合うはずなので、それをAVメーカーに伝えましょう。知り合いや家族からバレることを気にしている人ほど、パブのNG項目が多くなります。
ただしNGにしすぎるとAV女優の仕事が来なくなるので、マネージャーと相談してください。
私は企画・企画単体女優として活動していましたが、パブはネットと書店の成人雑誌で公開OKにしていました。書店の成人雑誌ならコンビニよりも行く人が限られているので、バレる確率が少し低くなります。
NGプレイを設定する
AV女優の仕事をもらうために「何でもできます!」と言っていたら、とんでもない仕事が来てしまうので必ずNGプレイを決めてください。
AVで行われるプレイの多くは、フェラや挿入行為、大人のおもちゃ、ソフトSM、乱交など、皆さんによく知られているものですが、中にはスカトロやハードなSM、異物挿入など過激すぎるプレイもあります。
何でもできると言っていると、過激なプレイを依頼されてしまうので、できないことはメーカー面接で伝えてくださいね。
衣服・裸の写真を撮影
一通りAVメーカーの人と話を終えたら、最後にAVメーカーのカメラで写真を撮影します。衣服を着たままの姿や下着姿、裸で写真や動画を撮ります。
初対面の相手の前で服を脱ぎ、写真を撮られるのは緊張してしまいますが、AVメーカー周りをしているうちにだんだんと慣れてくるでしょう。
メーカー面接のときに撮影した写真や動画をもとに、AV監督がAV女優の出演を決定するので、良い笑顔で可愛く撮ってもらってくださいね。
メーカー面接をしなくても仕事をもらえることもある
大手プロダクションやAV業界の人と濃い繋がりを持っているマネージャーなら、メーカー面接をしなくてもAVの仕事をもらってきてくれます。
AVメーカーとの信頼関係があるので、マネージャーやプロダクションに女の子の選定を任せているのです。そのためプロダクションに所属して性病検査をしてすぐに、AV女優の仕事が入ることもあります。
AV女優デビューの女の子には特に優しく撮影を進めてくれるので、安心して仕事ができるでしょう。
AV撮影当日の主な流れ
プロダクションから仕事の依頼が来たらマネージャーから女の子に仕事詳細のメールやLINEが送られてきます。マネージャーからの仕事依頼メールは以下のような形で送られてきます。
(例)
- 2月14日午前9時集合、拘束時間6時間予定
- 報酬:10万円
- 撮影場所:東新宿のスタジオ
- ヘアメイクあり、下着・衣装は女の子持参
- 撮影内容
絡み3回。挿入あり、ゴムあり。人妻の役で出演。夫が出張に行っている間に学生時代の同級生に誘われて温泉旅行へ。夫婦仲は悪くないが、夜の営みに不満を抱えている人妻は、つい友人の誘いに乗ってしまう…。拘束して電マを使うプレイもする予定。
マネージャーからこのようなメールが送られてきたら、この日程や内容で大丈夫かどうか返事をします。
都合が悪い場合やNGプレイが含まれている場合は、マネージャーにこの仕事を受けられない旨を伝えましょう。
この仕事を受けられる場合は、記載された日程通りに撮影場所へ向かいます。
スタジオやホテルに集合
撮影場所に迎う前にマネージャーに自宅に迎えにきてもらう、または近くの駅で待ち合わせします。
そしてマネージャーと一緒に撮影現場であるスタジオやホテルに入ります。マネージャーは他にも仕事があるので、撮影現場まで女の子を送るだけです。
その後はAVメーカーのスタッフの指示にしたがって、撮影準備をしていきましょう。
スタジオやホテルに着いたら撮影をする前に、AVの撮影をする旨の同意書を記入し、身分証をAVメーカースタッフに提出します。
事前に同意書の記入や身分証のチェックをしている場合もあるで、スタッフの指示通りにすれば大丈夫です。そして撮影前に台本を渡されるので、本番が始まるまでに流れを掴んでおきましょう。
プロのヘアメイクによって化粧や髪をセット
撮影現場にヘアメイクさんがいる場合は、素っぴんで撮影現場に集合です。
もし化粧をして撮影現場に行っても、ヘアメイクさんが撮影用の化粧に直してくれます。
AVのテーマや監督のイメージによって、ギャル風や人妻風、大学生風など化粧のテイストや髪型は変わりますが、女の子のこだわりも配慮したメイクをしてもらえます。
メイクや髪のセットが終われば撮影時間になるまで用意された飲み物や食事を食べたり、スタッフと話をして過ごします。
芸能人の楽屋と同じようにAV女優の控室にもたくさんの差し入れが用意されています。
面接のときのプロフィールに好きな食べ物を書いておけば、撮影のときに用意しておいてくれますよ!
撮影時間になったら、カメラの前に移動しましょう。
AV男優にリードされて本番撮影スタート
AVの撮影はAV男優がリードしてくれるので、初めての人でも流れに身を任せれば大丈夫です。
撮影のときは監督やカメラマン、アシスタントスタッフ、汁男優など撮影によっては5〜10人以上が見守る中でセックスをするので、緊張するかもしれませんが、その緊張している姿さえもうまく撮影してくれます。
はじめは台本に沿ってナンパシーンやエステの施術を受けるシーンなど男女が出会いプレイが始まるまでの撮影をします。
プレイを始めるまでの物語を作るので、女の子もセリフを言わなければいけません。演技力はそこまで求められないので、安心してくださいね。
少し演技をしたらそのままいやらしい雰囲気になり、少しずつ服を脱がされキスやフェラ、乳首舐めなどをしながら激しいプレイになっていきます。
AVによってそのまま挿入行為をするものもあれば、汁男優の自慰行為による顔射をされることもあり、流れはそのときの台本次第です。
1シーンを撮り終えたら休憩して撮影再開
区切りの良いところまで撮影できたら休憩に入ります。カメラが止まるとすぐにアシスタントスタッフが女の子にバスローブを持ってきてくれます。
プレイが長い場合はプレイの途中に休憩を入れることもありますが、その場合は先ほどと同じ位置、体位から再びプレイ開始です。
同日または別日にパッケージ撮影
AVの撮影は動画だけではなく、パッケージ用の写真撮影もしなければいけません。
動画撮影で男優とセックスをしているところをカメラマンが写真に収めていることもありますが、パッケージ用の写真を別に撮影することもあります。
動画撮影とは別でパッケージの写真を撮る場合は、性行為をしている風な格好と感じている風の顔をしているところを撮影してもらいます。
こうして動画用の性行為をした後に、感じている風のパッケージ撮影をして…と繰り返し撮影していくこともあるので、AVの撮影は意外と事務的な部分もあるのです。
またパッケージ撮影を別日にすることもあります。特に単体女優の場合は、パッケージを別日に撮影することがほとんどです。
撮影を終えたら帰り仕度をして解散
こうして撮影をし終えたら、まずはお風呂に入って汗や精液を洗い流しましょう。
撮影が終わるとアシスタントスタッフがすぐにバスローブを持ってきて、お風呂まで案内してくれます。歯ブラシやボディーソープなどはすべて用意してくれています。
帰りは普段通りの化粧に直す人や素っぴんで帰る人、ヘアメイクさんに化粧直しをしてもらう人など、女の子によってさまざまです。
家族や友人に会う可能性がある場合は、身バレ防止のため普段通りのメイクに直してから帰ると良いでしょう。
撮影が終わった後は、用意ができ次第、帰っても大丈夫です。撮影が終わったことをマネージャーに電話で伝えて、仕事は終了です。
AVのプレイ内容を解説!
皆さんプライベートでもセックスをしていると思いますが、AVでのセックスはプライベートのものと似ているようで、少し違います。
普段はノーマルなプレイをしている女の子にとっては、すごく新鮮で非日常的に感じるでしょう。AVならではのプレイ内容を解説していきます。
フェラ&口内発射
AVでのフェラも普段通りにして大丈夫なのですが、目線はカメラを見るようにしましょう。
また、2人の男優に同時にフェラをすることもあります。両手に男性器をもち、交互に舐めるのです。日常ではなかなか味わえない光景ですよね。
フェラチオの後に口内発射をすることも多いのですが、その場合は口に射精したあとに口から性液を垂らして手で受け止めます。手についた精液がぬるぬるであることを喜んでいるような顔をして撮影する、というのもよくあることです。
顔射&ぶっかけ
AVの撮影で顔射やぶっかけをするシーンは多いです。
挿入して性行為をしたあとに顔射や大勢から顔射されることもあります。
私が過去に出演したAVでは、10人以上の男優から続けてぶっかけをされて、顔が精液まみれになったことがありました。
精液が目に入るとかなり痛いので、大勢から顔射されるときは目を閉じることをおすすめします。
オナニー
女の子がオナニーをしているだけのAVやオナニーをしているところを見られて…というのもよくあるAVのシーンです。
オナニーをしているところを撮影するAVは多いので、これからAV女優になる女の子はオナニーのやり方をマスターしておきましょう。
メーカー面接のときに言うのは恥ずかしいかもしれませんが、オナニーが好きと伝えるとメーカーからは良い反応をしてもらえます。オナニーをするときは大人のおもちゃを使って、さらに盛り上げることも大切ですよ!
AVの撮影ではデンマやバイブを使っての撮影はもちろんのこと、ディルドを使ったオナニーの撮影をすることもあります。
ディルドとは吸盤で床や壁に固定できる電動で動かないバイブのことです。ディルドにまたがり、自分で腰を振ってオナニーします。いろんな方法でのオナニーを知っておくと、撮影で役に立つでしょう。
ソフトSMプレイ
ソフトSMなら可能なプレイにしているAV女優はたくさんいます。腕や脚をテープで固定、目隠し、ストッキングを破る、言葉責め、スパンキングなどがソフトSMに当てはまります。
痛いことはされないので安心してくださいね。
手足を固定した状態で電マやバイブで責められ、何度も何度もイカされるというシーンもAVにはよく登場します。可能な範囲でソフトSMプレイをすることで、仕事の量は増えるでしょう。
乱交プレイ
2対2以上の大人数で乱交プレイをするのも、AV撮影ではよくあることです。
他の女の子が感じている横でプレイをしたり、プレイ相手がどんどん変わっていくような非日常的に感じるでしょう。
1人の男優にフェラをしながら、もう1人の男優と挿入行為をする、さらにもう1人からは乳首責めをされることもあります。
AVでの性行為
AV撮影の性行為は挿入ありと挿入なしの2パターンです。
挿入なしの場合
挿入部分が鮮明に映らないように撮影して、実はただ腰を振っているだけなのです。挿入をしないと言うことは射精もしないので、射精シーンはバナナゼリーや練乳を代用した偽の精液を使用します。企画女優の場合は挿入なしの撮影を受けることがあるでしょう。
挿入ありの場合
挿入の直前にAV監督からの指示が入ります。そうするとアシスタントスタッフによりコンドームとローションが男優に渡されて、カメラに映っていないところでコンドームを装着し、ローションを塗るのです。
女の子が濡れていても、濡れていなくても、挿入前にはローションを塗るのが通例になっています。
挿入行為のときはAV男優がリードして体位を変えて、撮影しやすい位置に調節してくれるので、女の子はそれにしたがいながらプライベートのとき以上に感じて、声を大きく出しましょう。
女の子にも感じながら盛り上がってほしいシーンでは、「もっと声出して!」「その顔いいね!」とAV監督からの指示が入ります。
またどのAVを見てもAV男優は射精をしているように見えますが、実は射精していない時もあります。
先ほど述べたバナナゼリーと練乳で作った偽の性液を注射器で膣内に挿入して、中出しをしているように見せるのです。
マニアックなプレイはNGにしても大丈夫
これまで述べたもの以外にも、AVにはマニアックなプレイがたくさんあります。
- アナル
- レズ
- レイプ
- スカトロ
- ハードなSM
- 異物挿入
- 剃毛プレイ
- 緊縛拘束
- 中出し
できないものはすべてNGにしてくださいね。仕事をもらうために可能と言っていると、後からあなたがしんどくなってしまうだけです。
以上がAV撮影でのプレイです。AV女優の仕事は動画を撮る以外にも、知名度を上げたり、動画の売り上げをあげることも含まれます。
イベントや撮影会を行ってファンとPR活動
企画女優は表立った活動はしませんが、企画単体女優や単体女優はイベントや撮影会でファンとの交流やDVDのPR活動を行います。
AV女優の撮影会は女の子とお客さん1対1での撮影、または女の子1人対大勢のお客さんで撮影します。女の子の裁量によりますが、撮影会での格好はトップレスや全身ヌード、下着などです。
まだ売れていない女の子で1時間14,000円、人気の女の子になると1時間20,000円以上します。
撮影会での女の子の取り分はおおよそ半分ぐらいです。撮影会料金が1時間14,000円の女の子が、1日に5人のお客さんを相手した場合、報酬は35,000円ほどになります。
また売れっ子女優はDVDのPR活動のために単独で握手会や撮影会、トークイベントを行うこともあります。
発売日当日にイベントを行い、DVDを購入した人と握手や撮影、トークショーをするなどして、ファンの人と交流を深めてDVD売り上げを伸ばします。人気の女の子だとイベントに参加するために長蛇の列を作るほどです。
撮影後は給料を受け取る
AV撮影が終わったら給料を受け取るのですが、受け渡し方法はプロダクションによって異なります。
私は2つのAVプロダクションに所属したことがありますが、給料の受け取り方法はそれぞれ銀行振込と手渡しで異なりました。撮影が終わった時点で給料の受け取りは可能です。
給料が手渡しの場合
AVの撮影が終わると給料が事務所に用意されています。
事務所へ出向きサインをすることで、給料を受け取れます。事務所が遠い場合は月に1度まとまった金額を取りに行く女の子もいます。
給料が銀行口座振込の場合
給料が銀行口座振込のプロダクションでは、翌日に報酬が振り込まれていました。
事務所に取りに行く必要がないので楽ですが、通帳を誰かに見られるとAVのプロダクションに所属していることがバレるという欠点があります。
銀行口座振込は都合が悪い場合は、マネージャーに手渡しに変更できないか相談してみましょう。
まとめ
AV女優の仕事はただ動画を撮るだけではありません。
プロダクションに所属して、性病検査を受けて、メーカー面接をしてやっとAV女優としての仕事がスタートします。メーカー面接では、あなたのAV女優として良いところをたくさんアピールしましょう。
AVメーカーから仕事の依頼が来たら、AV撮影に挑みます。
撮影現場スタッフは芸能人かのような対応をしてくれるので、仕事はしやすく居心地が良いと感じる子がほとんどです。お姫様扱いされるから…と水商売や風俗よりもAVを選ぶ女の子も多いほどです。
撮影自体はAV男優や現場スタッフのサポートによって、AV女優経験が浅くても女の子がプレイをしやすい環境づくりをしてくれます。未経験の女の子でも安心して働けるでしょう。